鋳物のある風景(その6)


ブロンズの乙女−東京周遊−

「風と花」
「風と花」

所用で東京に旅行した際に5時間ほど空き時間ができたので、かねてから見たいと思っていた彫刻を観てきました。

一つは、本郷新の「奏でる乙女」。これは、札幌彫刻美術館で石膏像を見たときから、機会があったらブロンズ像を見てみたいと思っていました。

もう一つは、桑原巨守の「風と花」で、これはポプラ社の「子ども美術館」というシリーズの「彫刻の四季」の表紙に出ていたものです。同じシリーズの「彫刻のできあがるまで」には、「風と花」と同じモチ−フ −風に吹かれながら花束をかかげる少女− の彫刻(*)の制作過程が紹介されており、原型の制作からブロンズ像の完成に至るまでの全作業工程を見ることができます。そのような関係で、この作家の作品には以前から関心を持っていたものです。
(*) 「讃太陽」: 中標津町役場前庭にあるようです。

そこで、宿をとっていた池袋から六本木交差点(「奏でる乙女」)を経由して日比谷(「風と花」)まで行く周遊コースを計画しました。その際に、鶴谷氏のWebページ「彫刻天国」がたいへん参考になりました。「彫刻天国」は東京都内に点在する膨大な数の野外彫刻を鶴谷氏が自力で調べ上げ、データベース化して紹介しているページで、その充実した内容には本当に驚かされます。

計画したコースはつぎのようなものです。

ここでは「奏でる乙女」と「風と花」の二作品にちなみ、"ブロンズの乙女"と題して、いくつか彫刻を紹介します。

彫刻1彫刻2彫刻3彫刻4
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「平和の像」「Mari」「早蕨」「はばたき」
竹内不忘朝倉響子佐藤忠良舟越保武

彫刻5彫刻6彫刻7彫刻8
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「独」「望洋」「人魚」「To where ? No.2」
雨宮淳橋本次郎佐藤忠良細野稔人

彫刻9彫刻10彫刻11彫刻12
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「奏でる乙女」「愛」「風と花」「凱風」
本郷新佐藤健次郎桑原巨守桑原巨守

彫刻13
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「風の戯れ」
桑原巨守


彫刻作品

(「題名」 作者 (設置者) 日付)

  1. 「平和の像」 竹内不忘 (東京都豊島区) 1990

  2. 「Mari」 朝倉響子 ( ) 1984

  3. 「早蕨」 佐藤忠良 ( ) 1980

  4. 「はばたき」 舟越保武 ( ) 1973

  5. 「独」 雨宮淳 ( ) 

  6. 「望洋」 橋本次郎 ( )

  7. 「人魚」 佐藤忠良 (渋谷文学碑制作委員会) 昭和43.4.12

  8. 「To where ? No.2」 細野稔人 (協力 日動画廊)

  9. 「奏でる乙女」 本郷新 (六本木商店会) 昭和50.5.9

  10. 「愛」 佐藤健次郎 (三菱地所・富国生命) 昭和57.7.26

  11. 「風と花」 桑原巨守 (富国生命) 昭和57.12.15

  12. 「凱風」 桑原巨守 (富国生命) 昭和57.12.15

  13. 「風の戯れ」 桑原巨守 (富国生命) 昭和57.12.15


1999年3月15日更新
  撮影・作成:おおみたつや
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